今回は僕が愛用しているバーナー、SOTOのFUSION ST-330を紹介します。
キャンプのごはんって炭を使ったBBQを思い浮かべる方が多いかと思います。
僕も実際そうでした。
ただ、バーナーがあればお湯も簡単に沸かせるし、ホットサンドなんかも簡単に作れちゃいます。
炭火の料理っておいしいし、非日常感を味わえて楽しいんですけど準備と片付けが大変だったりしますよね。
キャンプ初心者の方におすすめできる製品ですので、参考にしてみてください。
・五徳とガス缶が分離しているので初心者でも扱いやすい
・CD缶を使用するので、OD缶に比べて経済的
・コンパクトで軽量のなのでかさばらない
・キャンプには十分な火力
SOTO FUSION ST-330について
FUSION ST-330は愛知県にある新富士バーナー株式会社の商品です。
アウトドア用のランタンやバーナーを製造・販売をしています。
バーナーはいろんなメーカーから発売されていますが、その中でも「SOTO」のバーナーは人気の商品です。
SOTOのバーナーでもOD缶を使用するもの、CD缶を使用するものなどさまざまな種類がありますが、いろいろ悩んだ末に「SOTO FUSION ST-330」を購入しました。
小さいクッカーやメスティンからフライパンや鍋まで使える万能さが魅力です。
FUSION ST-330の良い点
五徳とガス缶が分離している
「FUSION ST-330」は五徳とガス缶が分離しているのが特徴です。
スキレットなど熱を放射しやすいものや、大きめのフライパンなど使用する際、ガス缶が近くにあるバーナーはガス缶が熱されてしまい危険な場合があります。
そのまま爆発・・・なんて心配も。
その点ガス缶まで距離の取れる「ST-330」は初心者でも扱いやすいバーナーです。
バーナーとガス缶が一体になっているタイプの方がコンパクトではあります。
ただ、初心者で心配性の僕はガス缶が分離しているタイプの方が安心と思い購入しました。
軽量でコンパクト
ガス缶と一体になっているタイプと比べると場所は取りますが、バーナーとガス缶をつなぐケーブルは柔軟性もあり自由が利くので小さいテーブルの上でも十分使用ができます。
収納も五徳を一定方向に集合させて、ケーブルをくるりと回せばコンパクトになります。
重量も245g(本体のみ)ですので、車を使わないキャンパーさんでも持ち運びはとても楽です。
火力が安定している
「ST-330」はマイクロレギュレーターが搭載されており、低温時のボンベ圧力低下に影響されにくく、安定した火力を発揮します。
CD缶の特徴として寒さに弱いことがよく取り上げられます。
低温時はガス缶内の圧力が下がってガスが気化できなくなり火力が落ちたり、火が付かなかったりすることがあるんですね。
ST-330はガス缶の冷えに影響されることなく、高い火力で使用が可能です。
実際に朝0度くらいのときに使用しましたが、問題なくお湯を沸かせました。
それ以上気温が下がると火力が弱かったり、火がつかなかったりするかもしれません。
CD缶使用なので経済的
OD缶より価格が安いCD缶を使用しますので経済的です。
OD缶の方が寒さにも強いですし、よりアウトドア向きなんですがやっぱりコストがかかる…
マイナス10度とかの環境でキャンプをするのであれば話は別ですが、初心者の方はCD缶が使えるST-330で十分です。
何度か冬キャンプで使用しましたが、問題なく使えています。（外気温０度）
キャンプデビューしてから間もないと、いろんなギアが欲しくなってお財布事情も厳しくなるかと思うのでここはコストの低いCD缶タイプをおすすめします。
SOTOのCD缶は通常タイプとパワーガスタイプの２種類があります。
パワーガスタイプは寒い状況下でも安定した火力を維持してくれるので、キャンプする環境に合わせて使用してください。
ちなみに僕は冬キャンプの時はパワーガスタイプを使用しました。
CD缶はご家庭のカセットコロンで使うあれです。
ただ、メーカーとしては同じメーカーの純正のガス缶を使用することを推奨しています。
これはどのメーカーのバーナーでも同じですね。
注意点
五徳が熱くなりやすい
直火にされされる五徳部分はめちゃめちゃ熱くなります。
調理が終わって少し動かそうと、うっかり触ったりするとやけど間違いなしでです。
僕は五徳部分に熱伝導をカバーするシリコン製のチューブを付けて対策しています。
五徳部分の熱の対策はしておいた方が間違いないです。
収納ケースが付属していない
本体を購入しても収納ケースが付属していません。
SOTOからも収納ケースは発売されています。
メーカー純正品を使用したい方はそちらを購入してもいいと思います。
ただ、僕は100均のきんちゃく袋に入れて、調理グッズのケースにしまっています。
まとめ
いかかでしたか。
火力は調理するには十分ですし、ソロキャンプや夫婦キャンプなど少人数から、ファミリーキャンプでも使用できる商品になっています。
大きなツーバーナーのコンロは慣れてきてからでいいのかなぁとも思うので、最初はシングルバーナーを検討してみてください。
キャンプってどうしても荷物が多くなりがちですし、やっぱりコンパクトなのは魅力ですよね。
CD缶を使うので経済的ですし、五徳部分とガス缶が分離していることは初心者でも安心して使用できることも大きな魅力です。
使用していると五徳部分がやけどするほど熱くなることは対策した方がいいと思います。
ガス火で火力調整がカンタンなので、いつもの感覚で調理もできます。
キャンプ飯の幅も広がると思いますので、ぜひST-330で調理を楽しんでみてください。
それでは…
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